Shopifyの料金体系について徹底解説
1.はじめに
まずはじめに、この記事のポイントと、この記事を読んで欲しい人について記載します。
1-1.この記事のポイント
この記事を読むことで、shopifyの料金体系を詳しく知ることができます。Shopifyには、複数の料金プランがあります。つくりたいECに合った最適なプランを選んで、お得にShopifyを使うコツを解説していきます。
1-2.この記事を読んで欲しい人
この記事を読んでほしい方は、以下の2つに当てはまる人です。
・自分に最適なShopifyの料金プランを見つけたい人
・Shopifyの費用を安く抑えたい人
2. shopifyの料金体系
まず、Shopifyには主に3つのプランがあります。こちらがそれぞれのプランの比較表です。


3つのプランの違いとしては、下記が当てはまります。
・在庫レポート、行動レポートなどShopifyサイトを分析できるデータの細かさ。https://help.shopify.com/ja/manual/reports-and-analytics/shopify-reports/report-types)
・Shopifyサイトにアクセスできるスタッフアカウントの数。
・Shopifyの自社サイトで使用できるギフトカードを発行・販売できるかできないか。
・普通の送料では送れない場合に自動で計算をしてくるサービスの有無。例えば、離島料金・冷凍便などの追加費用がかかるものです。
・商品が売れる度にかかってくる販売手数料の割合。
しかし、BaseやSTORESと比較してみるとどのプランでもお得なのがわかります。

3. それぞれの料金体系の特徴
①ベーシック
オンラインストアの構築が可能となる一番安価なプランです。しかし、ECサイトを運営する際の基本的な機能は揃っていますので、これからShopifyでECサイトを運用していくことを考えている方にはこちらのプランがおすすめです。また、スタッフアカウント数が2つまでなので、少人数でストアの管理・運営を行う方にもおすすめです。
②スタンダード
オンラインストアの構築が可能となる中間のプランです。スタッフアカウント数が5つであること、ベーシックプランに比べてお客様の情報をより細かなデータ分析が可能になることから、連携をとって管理運用することができます。ですので、すでに実店舗を持っている方におすすめです。
③プレミアム
オンラインストアの構築が可能となる高価なプランです。月額料金は高くなりますが、手数料が安くなっているので売り上げが高くなるほど、お得になります。また、スタッフアカウント数が15個までになり、高度なデータ分析もできます。ですので、ECサイトの運用に慣れている方やマーケティングに力を入れていきたいという方におすすめです。
4. Shopifyの費用を安く抑える方法
4-1 Shopifyを安く使う方法4選
他のECプラットフォームに比べてマーケティングに優れていると言われるShopifyですが、唯一月額料金がかかってしまいます。それらを安く抑えるべく、今回は4つの方法を解説していきます。
①年契約をする
Shopifyは月額で払うのが基本ですが、年額で払うこともできます。年契約にすると、1年で約10%、2年で約20%、3年で約25%のディスカウントを受けることができます。ですので、基本料金を下げることができます。
②Shopifyペイメントを使用する
Shopifyが独自に展開する決済サービスであるSHopifyペイントを使用することで、販売手数料が無料になります。Shopifyペイメントを使用することでその他にも、リアルタイムで支払いを確認することができたり、Shopifyサイトの管理画面と連携することができたりとメリットがあります。しかし、Shopifyペイメントに登録すると、他の決済方法を利用することができなくなるので注意が必要です。
③欲しい機能はアプリで利用する
プランをアップさせるごとに使える機能は増えますが、自社が必要としない機能もついてきている可能性があります。その分費用がかさみます。そこで、自分が必要のある機能のみをアプリで購入することで効率良く使用することができます。
④複数ストアディスカウントを利用する
複数ストアディスカウントとは、同じブランドのShopifyストアを「別言語」・「別通貨」で展開した場合に受けられるディスカウントです。サポートに問い合わせて、同じブランドであることが承認されることで、2つ目以降のストアに対してディスカウントが受けられます。
4-2 Shopify Liteプラン
先ほど説明した3つのプランの他にもライトプランがあります。月額料金が1000円もしないライトプランですが、ECサイトの構築をせずカートボタンのみの設置になります。ですので、個人のウェブサイト・ブログ、またはSNSなどを通じて、自分の商品を売りたいという方におすすめのプランです。

5.まとめ
以上、Shopifyのそれぞれの料金プランと、安く使う方法をご紹介しました。それぞれの人によって好ましい料金プランは異なります。ですので、自社にはどのような機能が必要なのかを見極めて選択するようにしましょう。